![]() |
鉄道・高速バス 車内・座席写真のサイト |
|
|
651系「スーパー・フレッシュひたち」 - グリーン車 ![]()
「タキシードボディ」などともてはやされながら1989年にデビューして以降、常磐線全線を日々走り抜けたのがこの651系です。元々は「スーパーひたち」専属で使用されていましたが、あとに「フレッシュひたち」にも使用されるようになりました。
車体側面の様子。タキシードボディー、最近はやや黒ずんできていますが、外板の波うちなどはあまり見られず、そこそこきれいな状態が保たれています。
側面の行先表示の様子。青をバックにした表示です。
デッキの様子。号車番号、禁煙サインのほか、下になぜか「特急」のステッカーが貼られているのが興味深いです。そこまで誤乗が多いのでしょうか?(笑)
4号車 グリーン車 ![]()
さて4号車のグリーン車から見ていきます。651系が登場した当時は、グリーン車の座席配置もまだ2+1が主流でした。2001年に大規模なリニューアルが施されて以来この内装になりましたが、JR東日本になってからの2+2配置のグリーン車に慣れていると、これだけ大きい651系のそれはやはり「グリーン車」としてのステータスを感じられるように思います。
車内を反対から見るとこのような感じです。照明は電球色ですが、かなり明るいため夜でもそこまで暗い感じはしません。
というわけで2人がけ席の様子。座席の付帯設備は背面テーブルとフットレスト、読書灯のみです。登場当初はテレビなど他にも珍しい設備がありましたが、何度かのリニューアルを経て全て撤去されてしまいました。
変わってこちらが1人がけ。一人あたりの占有スペースは、近年のグリーン車の中ではかなり広い部類に入ります。フルリクライニングしてフットレストを出すと、ほぼ全身が座席によって支えられます。
車端部の2人がけはこんな感じ。テーブルは引き上げると下のバーによって支えられるタイプになります。慣れていないで一度展開してしまうと、元に戻すのがやや難しいテーブルです(笑)。
で、1人がけの様子。シートピッチは1160mmで他のグリーン車と同一ですが、座席の背もたれが分厚いためか、やや狭く見える気がします。
何となくこのアングルから撮影してみました。フットレストは座席本体ではなく、下の台座についています。従って座席を転換しても使えるよう、一つの台座に2つの足置き(1人がけの場合)、または4つ(2人がけの場合)足置きがあったことになります。今からすると考えられないほど、一種「非効率」なやり方にも思えますが、651系がデビューした当時はバブル時代。細かいところは気にしないという発想の現れなのかはわかりませんが、こういったところにも時代を感じると思います。 グリーン車その他の設備 ![]() 天井を見上げます。普通車と機具は全く同じですが、こちらは照明が電球色になっています。
各座席には読書灯が備わります。
車内の両端には見ての通り荷物スペースが備わっています。余ってしまったスペースの有効活用にも思えます(笑)。写真は勝田寄り(下り方前寄り)の様子。
デッキと客室の仕切り扉を見てみます。ドア上にはLED表示装置と号車表示、時計、トイレの使用中表示などが備わります。
そのLED表示装置のアップ。デザインはやや一昔前のものといった感じがします。3色表示でき、かつては列車案内や次駅案内の他、ときたま走行中「ただいまの速度は〇〇km/hです」などという表示もされていました。 デッキ各設備とサニタリーブース ![]() 4号車のデッキの様子です。リニューアルを経ていても登場から25年が経過しているせいか、床面などにはそれなりに年季を感じます。
かつてはこの場所に公衆電話がありましたが、携帯電話の普及もあり現在は撤去されてしまいました。電話はなくなったもののスペースはそのまま残されており、現在は主にここで電話したり、台にお酒を置いて一人でたそがれるリーマンなどのたまり場となっているようです(笑)。
4号車には車いす対応のサニタリーブースがあります。車いす対応とはいえども、現在の基準からするとかなり狭い感じがします。
男性用小用トイレの様子。
|
||
![]() 洗面台はこんな感じです。温度は調節できます。 |
項目 |
|
|
||
copyright(c)2002- Nukezo, All Right Reserved. 当サイト内で公開されている写真・文章などの無断での転載・無断引用は、 引用元の表示があっても固くお断りしております。事前にご一報ください。 |