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789系「スーパー白鳥」 - 1号車 グリーン車 ![]()
東北新幹線が八戸まで開業した時に、八戸〜函館を結ぶ特急列車用としてJR北海道が開発したのがこの789系です。登場以来、一貫して「スーパー白鳥」を中心に運用され続け、2011年に東北新幹線が新青森まで延伸開業した後は、新青森〜函館間に運行区間が短縮されながらも「青函特急」を担い続けてきました。その他、間合い運用で本州内のみの「つがる」や普通列車でも走った経歴があったりします。
グリーン車 ![]()
ではまずグリーン車から見ていきましょう。789系のグリーン車は函館寄り先頭車の1号車に半室のみ配置されています。写真はその入口の様子ですが、ドア脇のグリーンマークはかなり控えめなサイズであり、また入口部分も特に飾り気の類は感じられません。
車内に入ります。基本的な見た目は先にデビューしていたキハ261系をベースに、必要なところをちょこちょこ進化させたかなという感じの仕上がりです。青い革張りのモケットに青い天井と、車内は妙に「青々」した見た目になっており、やや言い方が乱暴ではありますがちょっとした深海のような雰囲気も感じられないことはありません。
車内を反対から見るとこんな感じです。比較用に昼間に撮影した写真を紹介してますが、電球色の照明、深い青を基調とした座席もあいまって、昼間でもかなり落ち着きのある空間になっています。
座席は2人がけ席から見ていきます。珍しく「斜め撮り」しているのは、真横から撮影するとカメラに収まりきらなかったためです(笑)。
1人がけの様子。肘掛部分には木が用いられていますが、これはJR北海道のグリーン車ではよく見られる仕様です。鉄道車両の内装に木が用いられている場合、導入からしばらくすると傷や汚れが妙に目立ってくることが多いのですが、789系の場合はそういうこともなく、比較的きれいに維持されているように思います。
車端部の2人がけはこんな感じ。テーブルは一枚板となっています。また、フットレストは両面式となっており、表側が土足使用面(床と同じモケット)、裏面が土足禁止面(座席と同じ革張り)となっています。
で、車端部の1人がけはこのようになります。この座席、リクライニングすると座面がわずかにスライドします。実際のところは正直あまり差がないといえばそれまでなのですが、グリーン車で座席がスライドするのも珍しいと思います。
窓際にはコンセントが設けられています。この車両が、まだ「携帯電話の充電器を持ち歩く」という概念がなかった頃の登場のためか、「パソコン専用」という表記が時代を感じますねぇ…(笑)。
グリーン車 各種車内設備 ![]() 天井を見上げます。濃紺を配した天井はJR北海道の特急車両ではよく見かけるデザインです。何となく深海のような雰囲気を感じるのは私だけでしょうか。
普通車とグリーン車を分ける扉を撮影してみました。このドア配置は、普通席側の2+2配置を基準に作られているため、2+1配置のグリーン席では座席とドア位置が合っていません。そのためなのかは分かりませんが、2人がけ通路側のテーブル上んは目隠しのようなパーティションが設けられています。
読書灯は荷物棚下に設けられています。
洋服かけの様子。
枕は上下可動式になっているほか、枕の左右を跳ね上げられる機構も設けられています。
車端部のテーブルは大理石模様になっています。また、テーブル上にはJR北海道の特急列車でよく見かけるチケットホルダーも備わります。 |
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おまけ
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