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キハ183系1000番台「あそぼーい!」3号車「白いくろちゃんシート」 ![]()
熊本〜阿蘇〜宮地間を結んでいるのがこの「あそぼーい!」です。元々この区間は観光需要も高く、SLなどが乗り入れることもありましたが、最近はこの「あそぼーい!」がメインになっている気がします。ちなみに「あそぼーい!」とは熊本の方言で「遊ぼうよ」的な意味があるのだとか。
先頭部分のアップ。展望席構造になっています。ちなみに「あそぼーい!」の英語表記(?)である「ASO BOY」のロゴも。
入り口部分の様子。車体は黒と黄色と白でまとめられています。
さて、「あそぼーい!」の車体側面でやたらと激推しされている黒ネコが「くろちゃん」です。なお正式名称は「あそくろえもん」というらしく、何でも熊本の観光協会のサイトによると阿蘇駅の名誉駅長を務めているそうです(笑)。
入口部分のアップです。 3号車「白いくろちゃんシート」 ![]() では3号車に連結されている「白いくろちゃんシート」から見ていきます。「白い」のに「くろちゃん」というなかなか面白い(?)名前なのはともかく、この車両は世界的にも珍しい「親子」シート。車内は中央部分にこの「親子シート」が4列並び、片方の端に「くろカフェ」と呼ばれる売店、もう片方にはプレイコーナーがあるというもりだくさんな構成です。
で、座席のアップ。座席はいわゆる転換クロスシートで、背もたれの部分を転換する形になります。背もたれの形状は817系のそれに何か近いものを感じますが、足元には幼児が座ることを想定した足置き台も装備されています。ひじ掛け部分にはくろちゃんのロゴが描かれており非常にかわいらしいです。
車端部の座席の様子。ここだけテーブルが増えるというちょっとしたあたり席です(笑)。なお、窓も子供の目線に合わせて設置されているため大人の目線からだとかなり景色が見づらくなります。全国津々浦々、いろいろな鉄道車両がありますが、ここまで「子供目線」を意識して作られた車両もなかなかないのではないかと思います。
カーテンはくろちゃんが大量にえがかれています。また、この座席、見た目は「2席」ですが、1つの座席として発売されています。
座席を後ろ側から見てみます。手前の大人用の座席部分は、荷物置き場としても利用できるように工夫されています。隅々まで親子目線で作られているように感じます。
窓と窓の間にはこのような照明が。ちなみにここにもさりげなくくろちゃんがいます(笑)。 3号車「くろクラブ」 ![]() で、片方の車端部には子供用の遊び場「くろクラブ」があります。その間を通路が横切りますが、動線は曲線になっており、非常におしゃれかつ洗練された雰囲気を感じます。
くろクラブを反対側から見てみます。手前は木製のボールで埋め尽くされた砂場のような場所があります。一見はなかなか良さそうなスペースですが、実際は子供たちはこのボールで遊び、親御さんたちはこの木のボールで即席の足つぼマッサージをするという、ある意味でシュールな光景がまま見られました(笑)。
で、その本棚の上にはなぜかくまモンのぬいぐるみが鎮座しています。写真こそ始発駅で撮影したものですが、終着駅でこのくまモンを見かけた際は、先ほどの木のプールの上に仰向けになってたそがれていました(笑)。
くろクラブの一角には絵本を備えた読書スペースもあります。入口は完全に子供向けのサイズです。
その内部の様子。 3号車「くろカフェ」 ![]()
「くろクラブ」の反対側の車端部には「くろカフェ」と呼ばれる一角が設けられています。いわゆる売店です。
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![]() ここにも「くろちゃん」の姿が。 |
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